このところ、天気が悪く気温も低くてかなり落ち込んでいて、また立て続けにビジターが来てお泊りされていったので忙しく、ブログから完全に遠ざかっていた。
もうこのブログも家族を初めとして、読んでくれている人はそんなにいないと思うから、まあいいか・・・。これからは一人つぶやき日記としてアップしていこう!
さて、先日、郵便局で久しぶりに阿蘇山級の火山マグマを吹きだしてしまった。
実はメルボルンのボロ家にも遂にブロードバンドを設置することになり(今まではモーバイルのUSBスティックでインターネットをしていたが不経済なことがわかった)、プロバイダーから機材が届くことになっていた。だが、届いた日には家にいなかったので、不在メモが郵便受けに入っていた。さっそく、郵便局に行き、不在メモを出して受け取りを依頼した。
そしてそこでの会話・・・
私:(メモを出して)この荷物を取りに来ました。
局員:オーケー、IDを出して。
私:はい、これ運転免許証とMedicre(健康保険証)です。
局員:・・・・・・・Medicare (健康保険証)は住所の記載がないから証明にならないわ。免許証ならいいわ・・・あれ、住所が違うわよ、免許書の住所。これはメルボルンの住所ではないわね。
私:あ、はい、実は家が二軒あって、今、こっちに来ているんです、でもメインの住まいはあっちなんですが、こっちにもたまに来ているんです。
局員:どっちでもいいんだけど、メルボルンの住所にあなたが住んでいるという証明書か請求書なんかない?なんでもいいんだけど・・・
私:(汗をかきかき、財布やバッグの中を片っ端から見てさがす)ないようです・・・どうしてもここの住所を証明するものがないとダメなんですか?
局員:ダメね。家に戻って、水道料金とかの請求書でももっていらっしゃい。
私:(落胆オーラムンムン)はい、わかりました・・・
-家に戻る-
ファイルを探してみても自分の名前とメルボルンの住所の記載がある公的な書類はない。仕方ないので、Mon mari 宛てのガス料金の請求書と、先日購入した掃除機の私宛ての請求書(そこには住所が書いてある)を持ち出した。
-郵便局に戻る-
私:一応、これを持ってきました。家にあるのはこれだけです。公共料金はすべて夫の名前で登録しているので私の名前ではありません。その代り、先日、物を買った時に送られた、私の名前と住所のある請求書を持ってきました。これで何とかしてくれませんか?
局員:だめよ。あなたのダンナの名前の請求書じゃ話にならないし、物品の請求書なんて公の書類として認められないわ。そういうことなら銀行に行って、あなたの口座の住所をメルボルンに変えてもらうなりしてから銀行証明をもらってきなさい。それしか方法はないわ。
私:えー、そんな・・・!銀行の口座は、田舎の家の住所になっていてそこに郵便物を全部送ってもらっているのに、メルボルンに変えると不便になるんです。
局員:それはあなたの問題でしょ。今はこの方法しかないから、荷物が欲しければメルボルンの住所が書いてある銀行証明をもらってきなさい、と言っているんです。
私:この小さな小包を1つ受け取るためだけに、これから銀行にまで行って住所を変更しなければいけないんですか?
局員:そうよ。
私:(怒りが頂点にのぼる・・・)そんなバカげたことがあるかしら。どうして今持ってきた免許証や保険証、その他の書類じゃいけないんですか?何とかしてもらえません?
局員:ルールよ。壁の張り紙を見なさい、荷物の受け取りには「名前と住所が一致する免許証、公共料金書類、銀行証明など」と書いてあるでしょ!? とにかく出直してきてちょうだい。
私:(心の中でビッチ!と叫んで、憮然として立ち去る・・・)
-再度家に戻る-
家に帰ったら怒りがさらに込み上げてきて、Mon mari に思いっきり当り散らした。「まあ仕方ないよ、官僚的なルールはどこでもあるでしょ。あと家が二軒あるという奴への憎悪だよ(ホントか?)」と他人事にはクール(これが自分に降りかかったら怒り狂うだろう・・・)。でも私は「イギリスでもフランスでも日本でもこんなことなかったよ。あんな官僚的なフランスでさえ、パスポートか滞在許可証のID(住所の記載はない)をみせればOKだったんだよ、配達人が家に届けて家から本人か家族か、他人でさえも運よく出れば何も確認せず渡してくれるのに、何で郵便局受け取りはこんな複雑怪奇なのよ!」とその日はプンプンしながら一日を終えた。
翌朝、仕方ないので9時に銀行に行った。
窓口で事情を説明した。 「そういうことなら、住居はメルボルンとして登録して、郵便物は田舎の方の住所に送るようにしておくわよ、確かに郵便局の扱いはやっかいね。しょせん、役人だから融通が利かないのよ」とお姉さんはなぐさめてくれた。
無事に住所の変更をして、その証明書を印刷してもらい、郵便局に向かった。
-郵便局にて(偶然にも昨日の局員にあたる)-
私:すみません、昨日来た者ですが、住所を変えて、銀行証明を出してもらいました。
局員:あ、そう。じゃ、その証明書と名前と顔を再確認するから免許証もみせて。 (局員は念入りにチェック)。オーケー、これですべての人がハッピーになったわね(This makes everybody happy)、といって、奥から小さな箱の包みを持ってきて渡してくれた。ハッピーなのはあなただけでしょ、と言いたかったが、我慢して感情を抑えた。この小さな箱一つで、昨日から大騒ぎ。
しかし何か釈然としない。確かに犯罪やテロなどの問題もあるので、念入りに本人確認するのだと思うが、住所の記載がない公的な証明書を持たない人って結構いるのではないか・・・?
例えば・・・最近、すごく増えているソマリア難民の人たちのケース(あくまでも想像レベル)。
ソマリアの夫に最近連れられて来た妻が友人から小包が送られたが、家にいないときに配達され、不在メモがあった。彼女は郵便局に行ったら、IDを出せと言われた。出せるのはMedicare(健康保険証)のみ。局員は言う、「銀行証明、免許証、公共料金の請求書など、あなたの名前を住所が書いてあるものを持ってきなさい」。しかし彼女は言う、「銀行口座は夫だけしかなく私名義は持っていません。私は車の運転をしないので免許証はありません。公共料金はすべて世帯主の夫の名前になっています。」と。
こんな時局員はこう言うのだろうか?
「それなら小包は渡せません。何も証明できないなら送り主に戻します。もう一度その人から送ってもらい、今度はあなたは外出せず家にずっといて、絶対に自分の手で何とかそれを受け取れるようにしなさい。そうすれば郵便局で証明書を見せずに済みます。」・・・・と。
本当にここは先進国と言われるオーストラリアなのだろうか?
2012年6月20日水曜日
2012年5月22日火曜日
ばらばら本?
先日、アマゾンで本を注文した。
高い本だったので、中古本を選んだが、届いたのは写真のような「ばらばら本」。もとの書籍の表紙と背表紙を全部はがして、1枚ずつの紙にばらばらにした状態。
買ったあとで出品者からのメッセージをよく見ると「ばらばらの本です。自炊目的以外の方の購入は控えてください」と書いてあった。
PDFでファイル化する自炊、 いわゆる著作権侵害の違法コピー(?)とも言われているヤツ?
たしか、自炊は最近禁止されたように記憶しているけど、アマゾンでこんなの売っていいのかしら?
まあ、私は自炊でなく、自分が読むものとして買ったのだけど、さてこのばらばら本、どうやって製本して読めるようにするか、ちょっと悩んでいる。
アマゾンの中古本を購入する際にはくれぐれもご注意を。
2012年5月11日金曜日
きつね~
田舎には色々な動物が生息している。
囲いの中にいるのは、牛、羊、馬、アルパカ。
飼い犬や猫は家に。
それ以外に野生の動物が多くいる。
カンガルー、コアラ、ポッサム、ウムバット、野うさぎ、野ねずみ・・・
その中で、夜に徘徊して、人の敷地に入ってくるのは野犬とキツネ。
昨日、白昼堂々と我が家の庭にキツネが侵入してきた。
驚きとともに急いでカメラを手にしてシャッターを下ろしたら、あわてて逃げて行った。
そういえば、お隣のジョンさんの家は羊を放牧しているが、仔羊がきつねに襲われるので、アルパカを飼っていた。アルパカは身体が大きいので、キツネを追い払うのに適しているらしい。でもそのアルパカは結局、野犬にかみ殺されてしまったそうだ。
最近、うちの敷地に野生の動物が頻繁に入ってきている。先月にはカンガルーが訪問してきた。
どうもエサを求めて、人の前に現れるような感じになりつつある。生態系の変化なのかな?
しかしキツネって本当に油揚げの色なのね。
ということで、今晩の夕食はキツネうどんにでもしようかな? なんちゃって・・・。
2012年4月20日金曜日
さらばコルク その2
以前、オージのワインのほとんどはコルクから脱出して、スクリューに変わっているという話をした。
昨晩、お隣のロズちゃんがご飯を食べに来たので、スパークリングワインを買ってきたみんなで飲むことにした。開けようとして驚き! え、あれ、コルクじゃない・・・?
ロズちゃんもMon mari も私もノン・コルクのスパークリング・キャップは初めて見て、驚き桃の木、山椒の木。
まずどうやって開けるの・・・?という疑問から。
恐る恐る真ん中の赤いところを押すと、ものすごい勢いでキャップが飛び出して飛んで行った。手でしっかり押さえなければいけなかったのね。
飲んだ後はまたキャップを力強く押し入れて、真ん中の赤いボタンがポンと上がると、飲みきれなかった分は炭酸が抜けることなく、翌日まで保存できるというわけだ。
技術のイノベーションと環境への配慮。
でも、フランスのシャンパンはこのような技術は絶対に取り入れないだろうな~。
伝統のシャンパン地方はコルクが命です・・・ なんて。
2012年4月16日月曜日
寿司、そしてまた寿司・・・
日本食、特に寿司は世界的なブームで、どこの大都市に行ってもお目にかかれる。
昔、パリにいたころ、意味不明な寿司屋の話をしたが、 ここメルボルンでも意味不明な寿司ネタをよく目にする。
メルボルンの中心地、Cityにはテイクアウトの寿司屋が軒を連ねている。ほとんどが中国人経営者の店。
ここ、コリンズトリートのオフィスビルにある「Rush Suchi (超特急寿司)」というテイクアウトの店には、昼時に多くのビジネスマン・ウーマンたちが押しかけている。売っているのはにぎりより太巻きが多い。客はサンドイッチ感覚で太巻きを2-3本買って、手でつかんで食べながら歩いている人もいる。
カリフォルニア巻やサーモン巻などもあり私も時々食べるが、エビフライ巻とか牛肉カルビなど意味不明なネタはさすがに買って食べようとは思わない。
大食のオージーに合わせて、ボリュームとリッチさで勝負、というのだろうが、やっぱり寿司に肉類や揚げ物を入れるのは邪道というより、正直言って気持ち悪い。
それにしても、この世界的な寿司ブームは、日本人でなく中国人が普及してくれて知名度を上げている面も大きい。でも不思議なのは彼らは韓国料理店はほとんど出していない。海外では韓国料理は韓国人が、中華料理のほとんどは中国人、日本食は日本人、中国人、韓国人が競い合って作って売っている。ベトナムやタイ料理はよく中華料理店のメニューでもある。
そのうちに中国人はイタリアンとかケバブの店とかも始めるんじゃないなか・・・?
日本人も海外で日本独特の繊細な味の中華とか韓国のテイクアウトとかどんどん出せばいいのに・・・・なんて。
2012年4月10日火曜日
コミュニティの資金集め
うちから海岸の向かう途中にテニスコートがある。
古いコートできちんとメンテもされてなかったのでテニスをする人はあまりいない。
ということでコートはテニスより、コミュニテイの活動に使われる。
例えば、コミュニティの盆暮れの親睦パーティ、その他木の下で住民ミーティングなども行われる。
途上国のコミュニティでもよく屋外で住民集会をすることがあるが、どこの国でも田舎というのは同じなんだなぁ。
コートは2面のコンクリートで、一面は何とか使えるが、もう一面はひび割れが入っており修理が必要。そしてコートを囲む杉の木が育ちすぎて、フェンスを破壊する恐れと山火事の際の問題で剪定しないとならない。
そんなこんなんで、結構な資金が必要になった。県の政府にも資金獲得の交渉をしているが、思ったように額が集まらない。
こういうときに、住民はいろいろな知恵を出し合う。
今回はイースター休暇にランチ屋台を出すことにして、ビーチでキャンプしている観光客や地域住民に呼びかけて、資金集めという名目で屋台ごはんを有料で食べにきてもらった。
私とMon mari も屋台班のメンバーになった。Mon mari はソーセージと玉ねぎを炒める係り、私は接客係り。
献立ては、食パンにソーセージをのせたオージ風ホットドッグ(こちらではSousage Sizzleという)、春巻き、チャーハン、太巻き、スイーツなどを持ち寄って売った。勿論私は太巻きを持参。
ここのコミュニティにインドネシアの女性、リスダがいる。ジャカルタ出身の元気なオラン・バタウィ。チャーハン、春巻き、マフィンなどを山と作ったきた。村では彼女と私だけがアジア人、というか非白人人種。なので、常日頃から仲良くしている。やっぱりアジア人とはアウンの呼吸で通じ合うものがあって、一緒にいてホッとする。
お客から注文を受け、食べ物を盛って渡す。単純な仕事だけど、結構難しい。まず、注文を3つくらい受けると、全部を覚えられない(やっぱり年齢のせいで、記憶力が鈍っている・・・)そしてお金の計算。キャッシャーは別の女性がやったが、それでも客の注文をキャッシャーに伝えなければならない。飲食業って本当に大変だなぁとあらためて認識した。
終わったときは、ぐったり・・・
でも、結構な売上げがあって、テニスコートの整備資金の一部に充てられそう。よかった、よかった・・・
2012年4月4日水曜日
誰の資源なんだろう?
今日の晩、ピザを食べながら見た番組のこと・・・
西アフリカに位置するシオラレオネ。最貧国の一つ。長い期間の内線から脱して、何とか国が安定し始めている。多くの人は大西洋に面した沿岸の村に住み漁業で生計を立てている。
番組はとある村に住む男性、イシュマエルとそのいとこ、カバの漁を取材していた。
彼らは小さなカヌーで沖まで出て魚を捕る。強い風が吹くとレジ袋で作ったお手製プラスチックマストでコントロール。荒い波が来てもこれで何とか沖まで行かれる
彼らのカヌー漁は商業用でなく、自分たち家族のその日の食料のため。
しかしこの日は、小さな魚一匹しか釣れなかった。妻や子どもが待っているのに今晩のおかずはほんのわずか。
この大西洋の沖合は魚の宝庫なのだが、イシュマエルやカバたちはその資源をほとんど手に入れることができない。
何故?
それは外国のトロール船が来て、底引き網でごっそりと魚を持って行ってしまうから。
ヨーロッパだけでなく、最近は中国のトロール船までも来て、乱獲が続いている。彼らが捕る魚はリッチな先進国や新興国の人たちの食卓に乗る。私たちもその一人。
本来、魚の宝庫の地域は5マイルは保護領域なので、操業が禁止されているが、そんなのは完全無視。違法操業が後を絶たない。
シオラレオネではまだ海上監視船などがなく、違法操業を取り締まったり、自国の漁民の利益を守るシステムがない。
世界の貧困を何とかしようと言っている自分たちが日々口にしている食べ物は貧しい人の犠牲の上に立っていることもある。何という皮肉か、そして資源の分配の不公正・・・
主の祈りの中で、「今日の糧をお与えください」というくだりがあるが、そんなことを神に求めることすら罪と感じてしまう。これからは魚を食べるときは、神だでなく、貧しい人たちへも感謝と懺悔をささげなければならないと思わされた番組だった。
登録:
投稿 (Atom)
