2011年7月31日日曜日

肉食は皆一緒?

 いつも行くスーパーの肉売り場の一角。

ソーセージと豚肉セクションの間をのぞいたら、何となく違和感が・・・

ん? 犬の絵。まさか犬肉が売っているんじゃないよね~、と思いながら恐る恐るのぞくと、なんと、わんこちゃんたちが食べる生肉が売っているではありませんか。驚き~。ペットフードとは乾燥食、もしくは缶詰の半なまフードだけかと思っていたら、しっかり犬用の肉のかたまりとソーセージなどが陳列されていた。ペット食も生鮮食品売り場でしっかり動物権を得ているのだ。人間も犬も肉食だから一緒ということなんだね(ベジタリアンの人間もいるけど・・・・)。しかし人間の肉売り場のド真ん中に犬用の肉があるので、間違って犬用ソーセージを買って食べようとしてしまう人なんていないのかしら?

そのうち、魚売り場に猫用のお魚が売り出される日も来るかもしれない・・・

2011年7月28日木曜日

女技師たち

Mon mari の会議のお供で南オーストラリアのアデレードに行ってきた。
我が家から車で9時間、いやオースラらリアは大きな国とつくづく思った。
アデレード訪問は2回目。シドニーやメルボルンほどの大都会ではないが、落ち着いた町で人々も親切で穏やか。しかしこんな南の小さな町でもアジア人のパワーを強く感じた。

今回の会議は「国際女性エンジニア(技師)会議」。
世界中の女性技師たちが一同に集まり、技術的な情報交換や女性であるが故に抱えている問題や悩みを共有する場である。

確かの女性のエンジニアってあまり聞かない。少しずつ、増やそうとしているもののそれほど成り手はいないそうだ。世界のどこでも、男子は理系、女子は文系、というジェンダーバイアスがあって、子どもの頃からそのように育てられる女性が多いのも壁になっているとか。

でもここに来ている女性エンジニアたちはちょっと違う。
私とMon mari の大親友のペギー(写真右の女性)はガーナ出身のエンジニア。彼女はクマシ大学でエンジニアリングやイノベーションを教えていたが、最近国連に引き抜かれた。彼女は会議に娘のナナちゃん(写真左)を連れてきていた。ペギーはナナちゃんをしっかりエンジニアに育てあげた。ナナちゃんはガーナの大学を終えたばかりで、これから米国で医療機器エンジニアの勉強をしたいそうだ。

女性エンジニアたちは若い世代が多い
アフリカからもこんなにいるのかと思うほど、たくさんのアフリカ女性エンジニアが一同に集まって写真撮影していた。会議に来ていた女性は全体的にゴッツイというより、おしゃれで可憐な女性が多かった。日本からも女性技師のNPO、日立などの企業、そしてJICAの専門員の人たちが参加していた。日本の女性技師たちは小柄でか細い感じだったが、国内でものすごく頑張っている様子を話してくれた。

女性エンジニアは重要である。女性目線で日常の機器類(家電など)を作ることは必要だし、途上国では給水、再生可能なエネルギーの分野では確実に女性に配慮した開発が求められている。

エンジニアは男性独占の世界。その中にあえて女性として飛び込んでいく果敢な彼女たちの姿には感服する。会議の中でも差別や露骨な嫌がらせに遭うケースなどの報告があったが、世界の女性たちが団結して逆境にも負けずに女性技師の育成と発展に向けて頑張って欲しいと心から思った。

2011年7月19日火曜日

ブッシュハウス起動開始

オーストラリアに上陸してからは休む暇もなく忙しい日々だった。
到着翌日に、Hondaのディーラーに行き、お目当ての中古のCR-Vを即購入。
その足で、田舎の自宅へ直行。
以前、オーストラリアでは田舎の家を「ブッシュハウス」と呼ぶと紹介した。
我が家のブッシュハウスは工事着工は3年前だが、主がいない分、大工さんたちもすごいのんきになり、仕上がりにすごい時間を要した。こうやって移住した時にやっとなんとか住める状態になった。

キッチンは90%完成。細かいことは色々あるが、まあ合格点としよう。念願のアイランド方式で、バーチェアをIKEAで買えば、対面式でお客さんと一杯飲みながら歓談できる。

我が家の一番の目玉スポットは、森林を見ながらのスパ。文字どおりの森林浴。
水の消費を考えて、オーダーしたのは横長のバスタブで、中央に腰掛けられるスペースがあって、上からは三角形の見えるがバスタブの容積は横長タイプに匹敵するものだったが、なぜか届いてすでに設置されたのは、完全な三角形のバスタブだった。もう返品もできない状態。
これはかなり失敗。ブッシュハウスは雨水による給水なので、水の節約は必須。このバスタブだと横長より20%くらいは多く水が必要かも。
多分雨季でタンクが満杯な時でないとダメだね、とMon mari と話した。日本のお風呂のように追い炊きができれば、水を捨てずに次の日も使えるのに・・・
まあ様子を見て、だましだまし使うしかないね。

 
マスターベッドルームのシャワースペースは結構、広かったので、ちょっと遊び心を加えた。
2つの異なるシャワーヘッドがある。その日の気分によって違うシャワーを選ぶ。こんなシャワールームあんまりないかもね。

2011年7月15日金曜日

Oz上陸

このたび、オーストラリアに移住することになりました。
パリの生活を終え、新転地からオージーライフを時々お届けしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

猫姫