朝10時。このところ、庭の草刈をさぼっていた。夏は2週間放置すると、あっという間に藪状態になってしまう。
しかし今日、バルコニーに出ると草ボウボウとともに、まっ黄色の様相。昨日までこんなんじゃなかったのに。
いったい何これ?
よーく見ると、タンポポの大群。
一晩で一面、タンポポ畑になってしまった・・・
道端に咲く一輪や二輪のタンポポは可憐だけど、この大群はかなり脅威的。可愛さとはほど遠い。
Mon mariに草刈機で早く刈ってよ、と一応言っておいた。
夕方5時半。
バルコニーから見ると、何故か黄色い庭はいつもの緑色に戻っていた。
草刈りしてくれたんだわ、と思いきや、よく見るとまだ草はボウボウ。
いったい、タンポポはどこにいっちゃったのかしら?
一人で騒いでいたら、Mon mari は「夜になるとエネルギーを温存するために、花が閉じるんだよ」
とのこと。
都会育ちの私は全く知らなかった。
タンポポは昼は黄色に開花し、夕方は花閉じて眠る。そして翌朝はまた真黄々になっていた。
生物のたくましさをまざまざと見せつけられた一日だった。