先週末、隣のBeech Forestという村でコンサートがあった。オーストラリアの農村部はとにかく住居が点在しており孤立しやすいので、日ごろから人々の触れ合いや、文化的、芸術的なイベントを積極的に導入している。
まず、コンサートに行く前に近所の仲間たちとパブで食事をする。田舎の人たちって写真のような感じ。飾らず、気さくで、とにかくおしゃべり好き。近所のゴシップとなったらもう止まらない。どこの世界も同じだなと思う。パブのオーナーは結構料理が上手で、オーストラリアの田舎のスタンダードからすると、1つ星くらいはあげたい。
隣に座ったトニーさん。我が家の電気工事をしてくれた。今は2件目の自宅を自分で建設中。
ガタイが大きく、サンタクロースのような髭から結構怖そうに見えるが、実はとても暖かく、紳士的。でも頼んだステーキは恐ろしい量。たぶん、日本のレストランのステーキの3倍はあるね。
No wonder he's got a stocky body...
さてお腹がいっぱいになってからBeech Forestのコミュニティ・センターに行く。
コンサートは、Dave Steelというカントリー・ブルースのシンガー。
最初に前座があった。何とそのバンドのボーカルは、私たちの郵便物を毎日配達してくれるキムだった(右から2番目の女性)。意外な、というか隠れた能力にちょっと驚き。でもなかなか迫力あるボイスだった。
バンドの紹介をしている舞台下の司会の男性はオーストラリアでも有名な俳優らしく(名前は忘れた・・・)、この田舎村に住んでいるらしい。
Dave Steelのカントリー・ブルースは、Welcome Wagonというバンドとともに最高の演奏を見せてくれた。カントリー・ブルース・・・あまり耳にしたことはなかったが、これから聴きはじめてみよう。