2013年1月6日日曜日

祭りの終わり


新年あけましておめでとうございます。
この年末年始はオーストラリアにいて静かに、いつもの通りに過ごした。
しかし、南半球、というか暖かい土地でクリスマスを過ごすと、いまいちあの寒さの中のわくわく感とか、歳末のせわしなさが全く感じられない。
特に、サーフィンに乗ったサンタクロースとかを見ると完全な興ざめである(サンタクロースは絶対にそりにのるべきだと思う)。

そんなんでもやっぱり年末年始の行事はしっかりこなした。今日はそのご報告。

今年は友人も増えたので、家族と一緒にクリスマスを過ごさない近所の友人を呼んで8人ほどのパーティを自宅で行った。
七面鳥だけではありきたりなので、少しリキを入れてプロバンス風のテリーヌなど作ったが、けっこう好評で嬉しかった。


生まれて初めて七面鳥を買い、4キロの大型の鳥をオーブンで焼く。前の晩から塩づけ(ブライン)しておいたので、バサバサの七面鳥の悪評を回避するに値するジューシーでテンダーな焼き上がりになった(皿に置いた七面鳥を写真に撮るのを忘れたので、オーブンの中をご覧のこと)。


大晦日は近くというか、ちょっと離れたトニーさんの家の年越しパーティに呼ばれた。Mon mari とは消防団で一緒の友人。いつものたいくつな肉料理でなくバーベキューオーブンの上でパエリヤを作ってくれた。本場のスペイン人から教わった得意料理とか。午前0時には皆でカウントダウン、大きい線香花火をもって「ほたるの光(Auld Lang Syne)」を20人以上で大合唱。


 

明けて新年早々から、コミュニティのボランティアとしてホットドックを売って資金集めをする元旦を過ごした。少しはまじめな時間も過ごさないと罪悪感にかられるから・・・

その後、メルボルンにいる日本人の友人宅でまたまたバーベキューパーティがあり参加。日本人も多く来ており、当然ながら料理の質もぐんと上がった。こちらで日本人が経営する水産会社で働く人も来ており、彼が持ち寄った刺身をたらふく食べて大満足。しかしオージの焼き過ぎの固い肉と違い、日本人がバーベキューを作ると、本当に肉がジューシーで柔らかいのには涙が出る。


そして最後の締めは、またご近所のバーベキュー(オージーは本当にバーベキューが大好き)。
ウォーキング仲間で知り合ったジュリーの誕生日ということで、昨日呼ばれた。私はこちらでポピュラーなバラマンディという魚を持って行き、バーベキューの上でホイル焼きしてもらった。味はまあまあかな。可もなく不可もなく、といったところ。



ジュリーの庭には紅葉を思わせる深紅の木が満開。何という名前の木か忘れたが、日本の秋が来たかと錯覚させられた。
ベチャベチャと近所のゴシップに花を咲かせて団らんは盛り上がる。

ということで、今回の年末年始の祭りは終わった。よく飲んで食べて、話した休日だった。
さて、明日からBack to the normal life である。やることが山積しており、頭が痛い。遊びほうけたあとのツケ。これから暗ーい、抑うつ気分の時間旅行に突入する。