2013年2月15日金曜日

ちょい悪路上ミュージッシャン


ちょっと前に、コミュニティ消防団の資金集めのためにコンサートが隣村で開かれた。
粋なブルースでとてもいいわよ、と友人が薦めており、近所の人たちも皆行くというので、私たちもチケットを買って参加した。

彼の名前はOwen Campbell。
ギターを琴のように横にして奏でる男。これをSliding guitarというらしい。
とにかく、素晴らしい演奏とその声で思わす聞き入ってしまった。まさに才能のあるミュージッシャンと言える。もともとは路上ミュージッシャン、世界貧乏旅行をしながら、路上で音楽を奏でて、資金集めをしてきたらしい。

司会者が「Got talent」とか何とか言っておりその時は意味がよくわからなかったが、後から聞いたら、彼は「Australia's Got Talent」で注目され、ファイナルまで行ったらしい。
ただし、最初の予選の時に審査員に対して無礼な態度を取ってしまったので不合格になった。
審査員の一人は「ものすごい才能はあることは認める、でもアーチストは才能とともに人格も評価されるのよ」と言い切り、あっさり不合格に。
でもあまりにも彼の才能が類まれなので、視聴者からブーイングが出て、結局また予選での再審査が許された。無事に合格して決勝戦まで行ったようだが、優勝はのがしたようだ。
しかしそれでも彼は有名になり、今でもあちこちにコンサートで客を集めている。
オーストラリアでは英国のスーザンボイル並みの人気らしい。

お琴のギター弾き、ぜひ聞いてください。


頑張れ、Owen!