2013年4月23日火曜日

30頭のサイにご注意を!


メルボルン市内を走るトラム(路面電車)は結構、危険である。
場所によっては停留所の独立スペースがなく、道路のど真ん中に乗り降りすることがある。
なので車は乗降客のために一旦停止をしなければならない。それでも無視し停止せずに飛ばすドライバーがいるので、乗客も細心の注意を払って乗り降りする。

待合の停留所のスペースがあってもすごく狭く、電車に巻き込まれそうになることもある。
メルボルンのトラムは命がけだなぁ~と折々に思っていたところに先日、車内にこんな広告があった。

12の言語による「BEWARE (注意)」という見出しで、その下には「トラム1台はサイ30頭分と同じ重量です」と書いてある。30頭のサイに踏みつぶされるなんて想像できないけど、それほど危険だということを伝えるには粋なメッセージだな、と思った。

さすが、大自然の国ならではの広告である。