7月はじめにパリを離れた。
大騒動の引越しだったが、なんとか3ヵ月後にこのビクトリアの田舎の家に荷物がたどりついた。巨大コンテナを1台で運ぶのは無理らしく、大型と中型のトラック2台で運ばれた。
さあ扉を開けて、いよいよ作業開始。
大きく重い荷物もたくましい男性三人が丁寧に運んでくれた。
ちょっとダークな若い男性たち、「出身はどこ?」と聞いたら「ニュージーランド」と。
3人ともマオリ族の血を引いていて、マオリ伝統の刺青を入れており、見かけはごっついけどちょっとシャイで穏やかな人たちだった。
リビングはご覧のように箱の山。ソファもテーブルも置けない状態。
2人が座る書斎も箱だらけ。ここでとうやってデスクワークがができるのか・・・?
翌日、少しずつ箱を開けて整理、収納を始めたが、遅々として進まない。箱を開ければ開けるほど、部屋がちらかっていく・・・・ 2つ3つの箱を片付けると疲れて集中力が低下して休憩。思うようにはかどらない。
寝室もご覧のとおり物が散乱状態。快適安眠どころでない。
これから2-3ヶ月くらいかけてこの荷物と格闘することになるだろう・・・