お隣のハリントン家のロンが夕方うちに来た。
「これから牛を移動させるから、家の門を閉めてくれる?」と。
道路で移動中に牛はあちこちに行ってしまい、時々、人の家の敷地に入ってしまう。
総勢、50頭はいると思われる大群が我が家の前を通過。すごいな~、こんなの普通では見られない。
さてここからQ&Aです。
Q: どうして牛が移動するの?
A: 牛の移動は乳牛の場合は日二回の搾乳時間に納屋に行くので移動します。
しかし、この写真の牛はお肉用の牛さんたちなので、毎日納屋に行きません。
今回の移動は、お尻(あたり?)に商標の捺印をするためだそうです。
牛もブランドをもらうと高く売れるそうで(神戸牛とか松阪牛みたいに)、 捺印はとても重要らしいです。牛さんたちは無事にジョハナ牛ハリントン家の商標登録を終えて、自分たちのいる元の牧草地に戻っていきました。
後ろから、小さなトラクターとバイクで牛の行列をコントロールしているロンさんたち。
道路から脇道それて寄り道しようとすると、後ろから声で怒られ、クラクションを鳴らされ、「モーモー(うるせぇ、という抵抗の叫びか?)」と村中響いていた。
私たちが日ごろ食べているお肉は食卓にのるまで、色々な経緯があるのだということをよく学んだ一日でした。
牛さんに感謝。