2012年4月10日火曜日
コミュニティの資金集め
うちから海岸の向かう途中にテニスコートがある。
古いコートできちんとメンテもされてなかったのでテニスをする人はあまりいない。
ということでコートはテニスより、コミュニテイの活動に使われる。
例えば、コミュニティの盆暮れの親睦パーティ、その他木の下で住民ミーティングなども行われる。
途上国のコミュニティでもよく屋外で住民集会をすることがあるが、どこの国でも田舎というのは同じなんだなぁ。
コートは2面のコンクリートで、一面は何とか使えるが、もう一面はひび割れが入っており修理が必要。そしてコートを囲む杉の木が育ちすぎて、フェンスを破壊する恐れと山火事の際の問題で剪定しないとならない。
そんなこんなんで、結構な資金が必要になった。県の政府にも資金獲得の交渉をしているが、思ったように額が集まらない。
こういうときに、住民はいろいろな知恵を出し合う。
今回はイースター休暇にランチ屋台を出すことにして、ビーチでキャンプしている観光客や地域住民に呼びかけて、資金集めという名目で屋台ごはんを有料で食べにきてもらった。
私とMon mari も屋台班のメンバーになった。Mon mari はソーセージと玉ねぎを炒める係り、私は接客係り。
献立ては、食パンにソーセージをのせたオージ風ホットドッグ(こちらではSousage Sizzleという)、春巻き、チャーハン、太巻き、スイーツなどを持ち寄って売った。勿論私は太巻きを持参。
ここのコミュニティにインドネシアの女性、リスダがいる。ジャカルタ出身の元気なオラン・バタウィ。チャーハン、春巻き、マフィンなどを山と作ったきた。村では彼女と私だけがアジア人、というか非白人人種。なので、常日頃から仲良くしている。やっぱりアジア人とはアウンの呼吸で通じ合うものがあって、一緒にいてホッとする。
お客から注文を受け、食べ物を盛って渡す。単純な仕事だけど、結構難しい。まず、注文を3つくらい受けると、全部を覚えられない(やっぱり年齢のせいで、記憶力が鈍っている・・・)そしてお金の計算。キャッシャーは別の女性がやったが、それでも客の注文をキャッシャーに伝えなければならない。飲食業って本当に大変だなぁとあらためて認識した。
終わったときは、ぐったり・・・
でも、結構な売上げがあって、テニスコートの整備資金の一部に充てられそう。よかった、よかった・・・