2012年9月1日土曜日
悪夢再来
昔、パリにいる頃、Mon mari が突然バイクを買ってきた話をした。
最近、その悪夢がまた再来した。
Mon mari の友人が最近、Ducatiを購入したら、彼も羨ましく思ったのか、Ducatiを衝動買いをしてしまった。まるで子どものよう。別の子のもっているおもちゃを見ると欲しくなりすぐ買う。結局、皆同じものを持つようになる。
またバイクを買うと言えば私が思いっきり大反対することを知ってたので、彼は内金を入れたあと「買うかもしれない」というムニャムニャ告白。
その翌日、隣町のバイク屋に連れて行かれた。
「ナナハン、イタリアのトリコロール、カッコいいでしょ?スゲェ速いゼ!」と盛んにMon mari と店の兄ちゃんが私に言う。もうこれでたぶん、15台目くらいのバイクかなぁ。今もっているほとんどがレース用のクラシックバイクで一般道路を走ることはほとんどなく車庫と倉庫に眠っており、まるでバイクの霊廟である。一体、いつ走るのかと思いつつ、このDucatiはちゃんとナンバープレートを取得したので、一般道、つまりグレート―オーシャンロードを滑走するそうだ。私も後ろに乗せる予定らしく、2人乗りの椅子に変えるとか・・・ 遠慮しておきたいところ。
しかし乗りもしないバイクをしこしこ集め、部品を集めてしこしこ修理することに喜びを感じるるこの習癖、到底理解できない。
バイク好きの友人にこの話をしたら「女性が宝石類を集めるとおんなじだよ、普段ほとんど身につけない高価なネックレスが宝石箱に眠っているのを見るだけで満足するでしょ?」と言った。
そうか・・・ そう言われればなんとなく想像できる。
ちなみに、Mon mari の友人で同じくDucatiを買った友人はバイクを買ったことを彼のパートナーに言ったら、「Old Shit Bugger ! (このくそおやじ野郎!)」と言われたそうだ。
こういう時に思いっきり嫌味を表す英語を私も言えるといいんだけど・・・・